ネットワーク・オーディオ導入の話 導入作業編

2018/03/18

前回に引き続いてネットワーク・オーディオを導入した件について。

やりたいことは前回述べた通り、音源をデータ化するメリットを活かして、聴く音楽は手元に広げられた候補の中からドリルダウンして絞っていくような選び方にしていくこと。


セレクトした機材やソフトウェア


NAS:QNAP TS-131P

サーバーソフトウェア(音源データ管理の基本)や内蔵するHDDに選択肢が他メーカー製と比較しても充実している。


ネットワークプレーヤー:ヤマハ WXC-50

価格的に候補となったのは、マランツNA-6005・パイオニアN-30AE・オンキヨーNS-6130・ヤマハNP-S303。しかしながらヤマハ以外はメーカー提供のスマホ・タブレット用コントロールアプリが相当にいけてなさそうで落選。
ヤマハ製品同士での比較では、縦置きも可能なデザインであることと、プリアンプとしての実装もできる(プリアンプとプレーヤーモードが用意されている)ためコントロールアプリからボリューム調整ができるという地味なところでストロングポイントがあったWXC-50を選択。なお音質の比較はしませんでした。

WXC-50とTS131P。両方縦置きの図。



サーバーソフトウェア:minimserver

音源管理に特化したメディアサーバーで無償で使用可能(寄付歓迎)。QNAPのアプリサイトからダウンロードできNASに導入するまでは容易ですが、ライブラリ展開の最重要ポイントである設定方法がコマンドライクで高難度でした。

minimserverの設定画面


Openhome対応:BubbleUPnP

コントロールアプリの選択肢を広げる(メーカー標準のものではない汎用アプリを使う)ためにQNAPのアプリサイトから導入。


音楽ファイル形式:Apple Lossless

iPhoneを使っていなければFLAC一択でしたが、iPhoneともiTunesで同期している理由で。


タグ編集ソフトウェア:mp3tag

目的である音楽(特にジャズ)のジャンル・アルバムのアーティスト・参加アーティスト(リーダーではなく)・スタイル・楽器をソートできるようにするためにタグ編集が肝であり、このソフトウェアがなければ少なくとも参加アーティストの編集は困難を極めたに違いないです。特に参加アーティストはだいたい複数人いるので、アーティストという項目に複数の値を仕込む方法(mp3tagで「区切り文字列で複数分割」)にたどり着くまでに相当の時間と労力を要しました。

mp3tag。アーティスト項目に注目!

複数アーティストをタグ設定する図



「このドラムすげえな。このドラマーが参加しているアルバムを探してみよう」

なんてときに、タグをしっかり編集しておくとサクサクと選んでいけるのが、僕の中でのネットワークオーディオの最大の長所。大変な労力ではありますが、ジャズを聴き始めてこの思考で新たな作品との出会いをしてきた方法をトレースできるのは最高ではないかと。

Brian Bladeが参加しているアルバムは?

おおっ!



コントロールアプリ:試行錯誤中。

ヤマハの標準アプリMusiccastはアルバムを再生するだけならストレスなくコントロールできますが、プレイリストの作成・編集・再生においては使いにくく、他の汎用アプリとしてLinn Kazooとアイ・オー・データ fidata music appを併用中。
fidataはタグ間の移動など細かい点でも使い勝手がよいのですが、僕の環境ではプレイリスト2曲目が終わるとどういうわけか再び2曲目が再生される現象が頻発しており、Linn kazooがいまのところ総合点No1のアプリとなっています。上の写真はLinn Kazoo使用時でアーティストを選ぶと自動的にアーティストの写真を組み込んでくれます。



製造工程が決まれば、あとは大量生産あるのみ!

機材や方法が定まったらあとは、ラックにあるCDを1枚1枚取り込んでいくのみ。結果的に250アルバム程度だったのですが、2枚組・4枚組・5枚組などを含めると300枚程度の投入作業を毎週土日に行い4か月程度で完了しました。



これらのネットワークオーディオ化をするにあたって、以下ブログ・情報には多くの叡智が含まれており、この場を借りてお礼申し上げます。

言の葉の穴 http://kotonohanoana.com/
minimserver http://minimserver.com/
ハクチョウノミズウミ http://albno273.hatenablog.com/







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